2026.04.06
Yさん
静かな祈りと、一台の装置 ADHDの息子を信じ、共に見守る母の物語
当社は、アルコール・インターロック装置を個人のクルマに装着したご家族に取材を行いました。
本レポートでは、ADHDの特性を持つ息子を支えながら、飲酒や運転への不安と向き合い、「信じて見守る」という選択の中でアルコール・インターロック導入に至った母親の想いと、その後の変化をご紹介します。

霧の中を歩むような、震える日々
「あの時は、本当に怖かったんです・・・・・・」一人暮らしを始めた36歳の長男。ある朝、お母様が目にしたのは、彼の車の左前方に刻まれた、生々しく見覚えのない傷跡でした。「どこで、何にぶつけたの?」そう問いかけても、息子さんはただ困惑したように俯き、「分からない」と繰り返すばかり。その言葉は、お母様の胸に鋭い予感となって突き刺さりました。それからの一ヶ月、お母様の時間は止まったままでした。
彼が通ったであろう夜道を、祈るような心地で、何度も、何度も、歩きました。道端に車の破片が落ちていないか、誰かの家の生垣がなぎ倒されていないか。そして何より、どこかに「人」が倒れていた形跡はないか・・・。「もし、知らないうちに誰かを傷つけてしまっていたら」
最悪の事態を想像しては打ち消す、終わりのない自問自答。ニュースで事故が報じられるたびに心臓が跳ね上がり、夜も満足に眠れない日々が続きました。ようやく届いた警察からの連絡。事故の場所は、深夜の商業施設の駐車場でした。
続きはこちらから:アルコール・インターロック個人導入ーYさんー
https://www.tokai-denshi.co.jp/uploads/pdfs/20260406/69d30ae215074.pdf


