購入者の声

2024.06.06

三重県在住Bさん

飲酒運転を防ぐ最善の方法は、飲酒をしたら機械的に運転をできなくする事。

“お酒を飲んだら、エンジンがかからない”
アルコール・インターロック装置「ALC-ZEROⅡ」を
個人のクルマに装着されたご家族にお話しをお伺いしました。

装着を依頼されたのは、飲酒運転をする81歳のお父様に悩む息子さんです。
同じように、家族や身近な人の飲酒問題に悩みを持つ方の参考になればと、
導入に至るまでの経緯と葛藤を赤裸々に語ってくださいました。

父はアルコール依存症でした

 私の父は81歳です。65歳まで建設系の仕事をしており、77歳頃までアルバイトとして続けていました。昔からお酒は飲んでいましたが、仕事を辞めてからは毎日ダラダラと飲む時間が増えていきました。父は心臓の調子が悪く、不整脈で3回ほど入退院を繰り返しています。医師からの指導もあり退院直後はお酒をやめますが、体調がよくなるとすぐにお酒を飲み始めます。そして飲酒後に車に乗って出かけることがあるそうで、母から注意してほしいと連絡が来ました。私や姉が注意をするとその場では「わかった」と言います。しかし実際の行動が伴いません。誰が注意をしてもお酒をやめない、というよりもやめられないので、父はアルコール依存症なのではないかと疑うようになりました。 
 そこでアルコール依存症について調べてみたところ、やはり父の行動は依存症の症状と合致しました。それからはお酒をやめさせることよりも、飲酒運転をやめさせるにはどのように説得をしたらいいのかに頭を悩ますことになりました。

『父を逮捕してください』

 私はまず警察に連絡をして「父が飲酒運転をするので逮捕してほしい。できれば免許証を取り上げてほしい」と訴えました。すると警察は「飲酒運転は現行犯でなければ逮捕できないです。そもそもその年齢なら、免許証を返納してはどうですか。ご家族でよく話し合ってください」と返されて、それ以上は相談に乗ってくれませんでした。
 そこで次に保健所に連絡をして、飲酒運転をしてしまうのでどうにかならないかと相談をしました。ところが保健所は「その年齢ですと難しいかもしれませんね。ご本人はお酒をやめたいという意思がありますか。周りの家族が病院に入れたいと言っても無理強いはできないです。
本人にその意思がないと人権の問題になるので」とのこと。「放っておくと飲酒運転で人に危害を加えるかもしれない、それでも依存症の治療はできないのですか」の問いにも「ご家族からの依頼だけでは保健所は対応できません」との返答に終わったのです。結局、複雑な家族の悩みはどこに連絡をしても親身になってくれるどころか、相談にすら乗ってくれないことがわかりました。

 今の日本の縦割りの行政は、管轄外の仕事はしない、何か事が起こらないと介入しないスタンスなので、今回のようなアルコール依存症と飲酒運転、高齢者の自動車運転などの問題が複雑に絡み合うとこは解決ができない、相談する所もないんだと落胆し困り果てました。
 依存症の人やその家族がお酒をやめます、やめさせたいと常に相談できる状況であれば、依存症患者は増えないと思います。それに父の体も心配でしたが、万が一飲酒運転事故を起こし加害者になってしまうことも毎日心配でたまりませんでした。事故を起こせば、私たち家族も父を放置していたと責められるのは十分わかっているからです。しかし解決の方法が閉ざされ八方塞がりでした。

続きはこちらから:アルコール・インターロック個人導入ー三重県ご在住のご一家ー
https://www.tokai-denshi.co.jp/downloads/file.html?file_name=20240606131627_download_file.pdf

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アルコールインターロック車 富士販売センター

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