
2025.02.12
Zさん
アルコール依存症からの回復記録。アルコール・インターロックが社会復帰を強力にサポート。
アルコール・インターロック装置を個人のクルマに装着されたご家族にお話をお伺いしました。
装着を依頼されたのは、夫(44歳)の飲酒運転に悩む奥様です。
同じように、家族や身近な人の飲酒問題に悩みを持つ方の参考になればと、
導入に至るまでの経緯と葛藤を赤裸々に語ってくださいました。

アルコール依存の経緯と症状
夫は公立学校の教員として約10 年のキャリアを持ちます。県庁勤務3年の経験もある真面目で優しい人柄です。元々お酒が好きで、酔うことがたまらなく気持ち良いとのことでした。そのため飲酒は帰宅後の習慣となっていて、毎日発泡酒(500ml)や7%のチューハイを2~3缶飲んでいたのですが、1年ほど前からアルコール度数の高いものを好むようになり、最終的には25 度の焼酎(200ml)を1日2本以上飲むようになりました。そうして徐々に記憶が曖昧になる状態が頻発するようになったのです。
様子がおかしいと感じるようになってきた私は「お酒をやめてほしい」と訴えました。しかし言い争いになるばかりで夫がお酒をやめることはありませんでした。むしろ悪化していったといえます。これまでは家飲みで済んでいたところが、仕事帰りにコンビニに寄ってお酒を購入し、そのまま車中で飲んで飲酒運転で帰ってくるようになったのです。私は、いつ夫が事故を起こすかと毎日が恐ろしくたまりませんでした。そんな不安を抱える中で、実は夫自身も“ 自分の飲み方はおかしい。なんとかしなければ” という思いを持っていることを知りました。夫は仕事のストレスからお酒が手放せなくなっていたのです。私は夫の状況を理解するために、アルコール依存症について調べることにしました。
続きはこちらから:アルコール・インターロック個人導入ーZさんー
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